ナワシロイチゴ(苗代苺)
属名 バラ科キイチゴ属 学名 Rubus parvifolius
別名 サツキイチゴ(五月苺)
名の由来
特性 落葉小低木 枝はつる状に這う。
葉は3出複葉で互生。頂小葉は菱形楕円形。長さ3〜5cm。小葉の表面は淡緑色。
裏面は灰白色。 葉縁は浅く3〜5裂。 各裂片は粗い鋸歯。
枝先や葉腋に紅紫色の花が上向きにつく。 花弁は5〜7mmの倒卵形。
花柄に小さな刺がある。
果実は集合果。 直径1.5cm。 赤く熟し、食べられる。
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の日当たりのよいところに生える。
六甲山系では中腹以下の畦などに多い。
花期、果期  花期 5〜6月  果期 6月
ナワシロイチゴの葉  2002/5/12
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
ナワシロイチゴの花  2002/5/12
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
ナワシロイチゴの果実  2002/7/26
 神戸市東灘区 六甲山最高峰付近(標高900m)
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