ヤブウツギ(藪空木)
属名 スイカズラ科 タニウツギ属 学名 Weigela floribunda
別名 ケウツギ
名の由来
特性 落葉低木。 樹高2〜4m。 樹皮は灰褐色から灰黒色。 縦に裂けて剥がれ落ちる。
葉は単葉で対生。 葉身は楕円形または長楕円形。 長さ5〜12cm。 幅3〜6cm。
葉の表面は緑色。 裏面は灰緑色。 葉縁は微細な鋸歯。 葉先は急な鋭尖頭。
側脈は6〜10対。
枝先や葉腋に濃紅色〜暗紅色の花を数個つける。 長さ2.5〜4cmの漏斗形。
上部で5裂する。
果実は朔果で長さ2〜2.5cm。熟すと裂開する。
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兵庫県レッドデータランクC
分布 本州(山梨県以西)、四国、九州の日当たりのよいところに生える。
六甲山系では六甲山の中腹以上に生えている。
花期、果期  花期 5〜6月  果期 11月
ヤブウツギの樹皮  2002/5/18
  神戸市灘区 摩耶山東側 (標高640m)
ヤブウツギの葉  2002/5/18
  神戸市灘区 摩耶山東側 (標高640m)
ヤブウツギの葉(表)  2004/5/15
  神戸市灘区 六甲山南側(標高450m)
ヤブウツギの葉(裏)  2004/5/15
  神戸市灘区 六甲山南側(標高450m)
ヤブウツギの花  2006/6/10
 神戸市灘区 六甲山西側(標高850m)
ヤブウツギの花  2005/5/28
  神戸市灘区 六甲山西側(標高800m)
ヤブウツギの冬芽、葉痕  2003/1/12
  神戸市灘区 摩耶山東側 (標高640m)
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