ヒノキバヤドリギ(檜葉宿主木)
属名 ヤドリギ科ヒノキバヤドリギ属 学名 Korthalsella japonica
別名
名の由来 節が多く、2又、3又に分枝する枝をヒノキの葉に喩えたため。
特性 半寄生の常緑小低木。植物体には葉緑体があって光合成し、
寄生した植物(宿主)からは水と無機塩類だけを吸収する。
ツバキ科やモクレン科の樹木に寄生することが多い。
樹高10〜20cm。  枝は2〜3つに分枝する。 枝は偏平な緑色で節が多い。
葉は鱗片状で枝の節に輪生する。 
節に直径1mmほどの小さな花を3〜5個つける。
果実は液果、直径2mmほどで橙黄色に熟す。
分布 本州(関東南部以西)、四国、九州。
六甲山系ではアカマツが減少しているのでそれとともに少なくなっている。
花期、果期 
ヒノキバヤドリギ  2005/7/17
  神戸市西区
ヒノキバヤドリギ  2005/7/17
  神戸市西区
ヒノキバヤドリギ  2005/7/17
  神戸市西区
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