キヅタ(木蔦) 
属名 ウコギ科キヅタ属 学名 Hedera rhombea 
別名 フユヅタ
名の由来
特性 常緑つる性木本 気根をだして樹木、岩を這い登る。 樹皮は灰色で皮目がある。
葉は単葉で互生。 葉身は若い枝で卵状楕円形またが菱形状卵形。
花枝では菱形状卵形または菱形状長楕円形。 長さ3〜7cm、幅2〜5cm。 
葉の表面は濃緑色、革質で光沢。裏面は淡褐色。 両面とも無毛。 
葉縁は全縁で大きな波状となる。 葉先は鋭頭。 基部から3〜5本の掌状脈がでる。
枝先に直径2.5〜3cmの球形の散形花序を1個または数個出し、黄緑色の小さな花を
多数つける。
果実は液果で、直径8〜10mmで紫黒色に熟す
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部に分布
六甲山系では再度山、長坂山などに多い。
花期、果期  花期10〜12月  果期5〜6月
キヅタの樹皮と気根  2002/6/15
  神戸市北区 長坂山南側(標高380m)
キヅタの葉  2002/3/24
 神戸市兵庫区 鍋蓋山南側(標高350m)
キヅタの葉(表)  2004/1/10
  神戸市北区 丹生山南側(標高180m)
キヅタの葉(裏)  2004/1/24
  神戸市灘区 摩耶山南側(標高370m)
キヅタの花  2002/9/22
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m) 
キヅタの果実  2002/2/15
  神戸市北区 長坂山南側(標高360m)
キヅタの樹形  2003/12/13
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
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