コハウチワカエデ(小葉団扇楓)
属名 カエデ科カエデ属 学名 Acer sieboldianum
別名 イタヤメイゲツ
名の由来 葉の形を鳥の羽で作ったうちわにたとえたもの
特性 落葉高木。 雌雄同株。 樹高10〜15m。 樹皮は暗灰色。
葉は単葉で対生。 葉身は円形。 長さ5〜8cm、幅5〜9cm。
葉の表面は濃緑色。 裏面は緑色。 葉縁は9〜11裂。各裂片は単鋸歯。
先端は鋭頭。 基部から9〜11本の掌状脈。
一つの花序に雄花と両性花が混生する。
淡黄色の小さな花を複散房花序に10〜15個つける。
果実は翼果。分果は長さ1.5〜2cmで短い軟毛がある。 翼はほぼ水平に開く。
分布 北海道、本州、四国、九州の山地帯に分布。
六甲山系の中腹以上で見られるが、数は少ない。
花期、果期  花期5〜6月  果期6〜9月
コハウチワカエデの樹皮  2002/11/9
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
コハウチワカエデの葉  2003/6/1
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
コハウチワカエデの葉(表)  2003/6/1
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
コハウチワカエデの葉(裏)  2003/6/1
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
コハウチワカエデの紅葉  2002/11/16
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高330m)
コハウチワカエデの紅葉  2002/11/9
  神戸市北区 再度山北側(標高350m)
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