リンボク 
属名 バラ科サクラ属 学名 Prunus spinulosa
別名 ヒイラギカシ
名の由来
特性 常緑高木。 樹高10〜15m。 樹皮は紫黒褐色で横長の皮目。 老齢樹は樹皮が剥がれる。
葉は単葉で互生。 葉身は倒卵状長楕円形。 長さ7〜10cm。 幅2〜3cm。
葉の表面は濃緑色で光沢がある。 裏面は淡緑色。 葉縁は波状の全縁(若齢樹は鋸歯)
葉先は急鋭尖頭。
新枝の葉腋から総状花序を出し、小さい白い花を多数つける。花は直径約5mm。
果実は核果。 長さ約1cmの楕円形で黒紫色に熟す。
分布 本州(関東以西)、四国、九州の沢筋の常緑樹林
六甲山系で自生のものは数が少ない。 社寺林に生えている。
花期、果期  花期9〜10月  翌5〜6月
リンボクの樹皮  2003/2/8
  神戸市灘区 摩耶山南側 杣谷(標高250m)
リンボクの葉  2003/2/8
  神戸市灘区 摩耶山南側 杣谷(標高250m)
リンボクの葉(表)  2005/11/26
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高300m)
リンボクの葉(裏)  2005/11/26
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高300m)
リンボクの葉(若齢樹)  2003/12/7
  神戸市北区 摩耶山西側 (標高500m)
リンボクの果実  2004/12/25
  神戸市北区 トゥエンティクロス(標高300m)
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