ハナイカダ(花筏)
属名 ミズキ科ハナイカダ属 学名 Helwingia japonica
別名 ママッコ、ヨメノナミダ
名の由来 葉の真ん中についた花を筏にたとえた。
特性 落葉低木。 雌雄別株。 上部では分枝が多い。 樹高1〜3m 樹皮はなめらか。
葉は単葉で互生し、葉身は卵形または広楕円形。 長さ4〜15cm。 幅3〜8cm。
葉の表面は淡緑色。 裏面は灰緑色。 両面とも無毛。
葉縁は低い鋸歯。葉先は尾状の鋭尖頭。 側脈は4〜6対。
花は葉の主脈の中央部に淡緑色の花つける。 雌花は葉に普通、1個つける。
花の直径は5mm。 花弁は4枚。 淡緑色。
果実は核果。 直径8〜10mmの偏球形。 葉の真ん中につく。 紫黒色に熟す。
分布 北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の湿ったところ
六甲山系では中腹以上の谷筋に多い。
花期、果期  花期4〜6月 果期8〜10月
ハナイカダの樹皮  2003/5/1
  神戸市北区 屏風谷(標高380m)
ハナイカダの葉  2005/5/2
  神戸市北区 屏風谷(標高400m)
ハナイカダの葉  2004/4/30
  神戸市北区 屏風谷(標高400m)
ハナイカダの葉  2004/4/30
  神戸市北区 屏風谷(標高400m)
ハナイカダの雄花  2003/5/1
  神戸市北区 屏風谷(標高380m)
ハナイカダの雄花  2003/5/1
  神戸市北区 屏風谷(標高380m)
ハナイカダの雌花  2003/5/1
  神戸市北区 屏風谷(標高380m)
ハナイカダの雌花  2003/5/1
  神戸市北区 屏風谷(標高380m)
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