カラスウリ(烏瓜) 
属名 ウリ科カラスウリ属 学名 Trichosanthes cucumeroides
別名 タマズサ(玉章)
名の由来
特性 つる性多年草。 やぶなどに生える。 雌雄異株。
葉は互生。葉身は卵心形または腎心形。3〜5裂する(普通は浅裂)。
表面に粗毛が密生し、光沢はない。 長さ、幅ともに6〜10cm。
葉腋に花筒の長い花が咲く。白色で5弁。花弁はやや後部に反り返り、
縁部が無数の白く細いひも状になって伸び、網あるいはレース状に広がる。 
花の直径7〜10cm。 花筒が非常に長いため、スズメガのような
長い口吻を持ったガでなければ、花の奥の蜜には到達することはできない。
花は午後7時ごろから咲き始め、日の出前には萎む。雄花はそのまま落花する。、
果実は直径5〜7cmの卵型形状で、10月から11月末に熟してオレンジ色ないし朱色になる。
類似種のキカラスウリは花弁のレースがやや粗い。葉に光沢があり、翌朝まで開花している。
花の拡大画像
分布 本州、四国、九州
六甲山では中腹の田園地帯で見られる。人家近くに多く、山の中では見られない。
花期  7〜9月
カラスウリ   2007/7/31
  神戸市北区鈴蘭台(標高290m)
カラスウリの葉   2007/8/4
  神戸市北区鈴蘭台(標高290m)
カラスウリの葉(表)   2007/8/4
  神戸市北区鈴蘭台(標高290m)
カラスウリの葉(裏)   2007/8/4
  神戸市北区鈴蘭台(標高290m)
カラスウリの花   2007/7/31
  神戸市北区鈴蘭台(標高290m)
カラスウリの花柄   2007/8/4
  神戸市北区鈴蘭台(標高290m)
カラスウリの果実   2007/1/3
  神戸市北区鈴蘭台(標高290m)
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