キカラスウリ(黄烏瓜) 
属名 ウリ科カラスウリ属 学名 Trichosanthes kirilowii
別名
名の由来
特性 つる性多年草。 やぶなどに生える。 雌雄異株。
葉は互生。葉身は卵心形または腎心形。3〜5裂する(普通は浅裂)。
長さ、幅ともに6〜10cm。 葉の表面は光沢がある。
葉腋に花が咲く。白色で5弁。花冠の裂片の先は広がり、
その先端は長く糸状になる。縁部が無数の白く細いひも状になって伸び、
網あるいはレース状に広がる。 直径7〜10cm。
花は午後7時ごろから咲き始め、翌朝(午前中)に萎む。、
果実は果実は約10cmの卵型形状で、晩秋に熟して黄色になる。
類似種のカラスウリは花筒が長く、花弁のレースが繊細で、葉に光沢がない。
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分布 本州、四国、九州
六甲山では中腹で見られる。人家近くだけでなく、山の中でも見られる。
花期  7〜9月
キカラスウリ   2007/8/3
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)
キカラスウリの葉   2007/8/3
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)
キカラスウリの葉(表)   2007/8/3
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)
キカラスウリの葉(裏)   2007/8/3
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)
キカラスウリの花   2007/8/3
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)
キカラスウリの花   2007/8/3
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)
キカラスウリの果実   2002/12/31
  神戸市北区 再度山北側(標高400m)
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