ナガバジャノヒゲ(長葉蛇の髭)
属名 ユリ科ジャノヒゲ属 学名 Ophiopogon japonicus (L.f) Ker-Gawl.
別名
名の由来 葉が長いジャノヒゲという意味。 ジャノジゲは細長い葉を蛇の髭に喩えた。
特性 常緑多年草。 草丈30〜40cm。 山野の林床に生える。
母種のジャノヒゲより大きい。
根茎から走出枝(ランナー)を出して殖える。 
根の肥大部は『麦門冬』と呼ばれ、薬草となる。
葉は根生。 長さ20〜30cm、幅2〜3cmの線形。 
長さ10〜15cmの花茎を出して、先端に総状花序をつける。 花は白色または淡紫色。
花被は6枚。 花は下向きに咲く。
果皮が早く落ち、種子が果実のように見える。 種子は直径8mmで濃青色に熟す。
花の拡大画像
分布 本州(関東以西)、四国、九州
六甲山系では中腹までの照葉樹の林床に多い。
花期  花期7〜8月。 果期12月〜翌1月
ナガバジャノヒゲ   2002/12/31
  神戸市中央区 再度山南側(標高350m)
ナガバジャノヒゲ  2004/2/8
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
ナガバジャノヒゲの葉  2004/2/8
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
ナガバジャノヒゲの花  2003/7/26
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
ナガバジャノヒゲの花  2003/7/26
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
ナガバジャノヒゲの種子   2002/12/28
  神戸市西区 大山寺(標高120m) 
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