ジャノヒゲ(蛇の髭)
属名 ユリ科ジャノヒゲ属 学名 Ophiopogon japonicus
別名 リュウノヒゲ
名の由来 ジャノジゲは細長い葉を蛇の髭に喩えた。
特性 常緑多年草。 草丈10〜20cm。 山野の林床に生える。
類似種のナガバジャノヒゲより小さい。
根茎から走出枝(ランナー)を出して殖える。 
根の肥大部は『麦門冬』と呼ばれ、薬草となる。
葉は根生。 長さ10〜20cm、幅2〜3cmの線形。 
長さ6〜12cmの花茎を出して、先端に総状花序をつける。 花は白色または淡紫色。
花被は6枚。 花は下向きに咲く。
果皮が早く落ち、種子が果実のように見える。 種子は直径7mmで濃青色に熟す。
花の拡大画像
分布 北海道、本州、四国、九州
六甲山系では中腹以下の林縁縁に多い。
花期  花期7〜8月。 果期12月〜翌1月
ジャノヒゲ   2003/1/4
  神戸市北区 長坂山北側(標高300m)
ジャノヒゲの葉  2004/2/8
  神戸市北区 山田町藍那(標高260m)
ジャノヒゲの花  2003/6/22
  神戸市北区 山田町藍那(標高280m)
ジャノヒゲの花  2003/6/22
  神戸市北区 山田町藍那(標高280m)
ジャノヒゲの種子  2004/2/8
  神戸市北区 山田町藍那(標高240m)
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