アカマツ(赤松)
属名 マツ科マツ属 学名 Pinus densifora
別名 メマツ、オンナマツ
名の由来 樹皮が赤みを帯びるのでこの名がある。 
別名メマツはクロマツと対比して枝や葉が女性的な感じがするため。
特性 常緑高木。 雌雄同株。 樹高は30mになる。 樹皮は赤灰色で亀甲状にはがれる。 
葉は針葉で細長く、長さ7〜12cm、幅1〜1.5mm。 断面は半円形。
基部には赤褐色の鱗片がある。 短枝には2本の葉が束生する。 
花は雄花と雌花がある。
果実は球果。 長さ約5cmの卵形。 
類似種のクロマツは葉は大きく、葉先を握りと痛い。
六甲山系ではクロマツと混生するための両者の自然交配種もある。
分布 本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部
六甲山系ではいたるところに生育しているが、マツ枯れ病で減少している。
花期、果期  花期4〜5月、 果期9〜11月(翌年)
アカマツの樹皮  2002/1/5
 神戸市北区 鍋蓋山北側(標高420m)
アカマツの葉   2005/2/19
  神戸市北区 鍋蓋山北側(標高320m)
アカマツの雄花  2009/5/22
 神戸市北区 鍋蓋山北側(標高420m)
アカマツの雌花  2010/5/22
  神戸市灘区 六甲山西側(標高350m) 
アカマツの冬芽  2003/2/2
  神戸市北区 再度山北側(標高390m)
アカマツの果実(球果)  2003/12/14
  神戸市北区 山田町坂本(標高180m)
アカマツの樹形  2003/12/28
  神戸市灘区 摩耶山西側(標高650m)
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