オオカメノキ(大亀の木) 
属名 スイカズラ科ガマズミ属 学名 Viburnum furcatum
別名 ムシカリ
名の由来 『オオカメノキ』は卵円形の葉の形を亀の甲羅に見立てたもの
『ムシカリ』は葉によく虫がつくので『虫食われ』が転訛したもの
特性 落葉小高木。 樹高3〜6m。 樹皮は暗灰褐色。
葉は単葉で対生。 葉身は広卵形または円形。 長さ10〜20cm。
幅8〜18cm。 葉の表面は濃緑色。 裏面は淡緑色。 葉縁は重鋸歯。
葉先は急鋭尖頭。 側脈は8〜12対。
枝先に直径6〜14cmの散房花序を出し、白い花を多数つける。
花序の中心には両性花がつき、その周りに直径2〜3cmの装飾花をつける。
花序には柄がない。 
果実は核果。 長さ8〜10mmの広楕円形。 赤く熟す。  
類似種のヤブデマリは花序が有柄。
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分布 北海道、本州、四国、九州の山地帯上部から亜高山帯下部に生える。
六甲山系では裏六甲の谷筋に生えている。
花期、果期  花期 4〜5月  果期8〜10月
オオカメノキの花  2004/4/24
  神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高700m)  
オオカメノキの樹皮  2002/5/2
 神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高770m)
オオカメノキの葉  2002/5/2
 神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高770m)
オオカメノキの葉(表)  2005/6/19
  神戸市灘区 六甲山西側(標高780m)
オオカメノキの葉(裏)  2005/6/19
  神戸市灘区 六甲山西側(標高780m)
オオカメノキの蕾  2003/4/13
 神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高770m)
オオカメノキの花   2005/4/30
  神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高700m)
オオカメノキの花   2005/4/30
  神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高700m)
オオカメノキの花(装飾花)  2004/4/17
 神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高770m)
オオカメノキの花(両性花)  2004/4/17
 神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高770m)
オオカメノキの果実  2007/7/29
 神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高770m)
オオカメノキの冬芽  2002/2/2
 神戸市北区 六甲山北側 紅葉谷(標高770m)
オオカメノキの葉のスキャン画像 オオカメノキの葉(全体)のスキャン画像
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