ツクバネガシ(衝羽根樫) 
属名 ブナ科コナラ属 学名 Quercus sessilifolia
別名
名の由来 枝先の葉が輪生状に並ぶ様子が羽根つきの羽根(衝羽根)に似ていることから
特性 常緑高木 雌雄同株 樹高20m 
樹皮は灰黒緑色または黒褐色。 縦に割れ目が入る
葉は単葉で互生。 葉は枝先にやや輪生。 葉身は長楕円状倒披針形。 
長さ5〜12cm、幅3〜4cm。 葉の表面は濃緑色で光沢がある。 裏面は淡緑色。
葉縁は上半分に低い鋸歯。 葉先は急に鋭尖頭。
雄花序は長さ6〜7cmで新枝の下部から垂れ下がる。 雄花が1〜3個つく。
雌花序は新枝の上部の葉腋に直立。 雌花が3〜4個つく。
果実は堅果で長さ1.5cmの卵球形。殻斗に褐色の毛が密生する。
類似種のアカガシより葉柄が短く、葉の先端部に鋸歯がある。
分布 本州(宮城県以南)、四国、九州の丘陵帯の沢沿いに多い。
六甲山系では少ない。(神戸市北区の山王神社など)
花期、果期  花期5月  果期 翌秋
ツクバネガシ(老齢樹)の樹皮  2002/5/2
 神戸市北区 有野町 山王神社(標高280m)
 胸高直径75cm  
ツクバネガシ(若齢樹)の樹皮  2003/12/23
 神戸市北区 帝釈山南側(標高260m)
ツクバネガシの葉  2003/12/23
 神戸市北区 帝釈山南側(標高260m)
ツクバネガシの葉  2003/12/23
 神戸市北区 帝釈山南側(標高260m)
ツクバネガシの葉(表)  2003/12/23
 神戸市北区 帝釈山南側(標高260m)
ツクバネガシの葉(裏)  2003/12/23
 神戸市北区 帝釈山南側(標高260m)
ツクバネガシの雄花序  2002/5/2
 神戸市北区 有野町 山王神社(標高280m)
ツクバネガシの樹形  2002/5/2
 神戸市北区 有野町 山王神社(標高280m)
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