サンカクヅル(三角蔓)  
属名 ブドウ科 ブドウ属 学名 Vitis flexuosa
別名 ギョウジャノミズ
名の由来 葉が三角形をしているため
特性 落葉つる性木本。 雌雄別株。 
葉は単葉で互生。 葉身は三角形または卵状三角形。 長さ4〜9cm。
幅3〜8cm。 葉縁は浅い鋸歯。 葉の表面は緑色。
葉と対生して長さ4〜9cmの円錐花序を出し、小さな花をつける。
果実は液果で、直径約7cm。 黒く熟し、食べられる。
類似種のエビヅルは葉が3〜5裂する。
分布 本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯下部の林縁に生える。
六甲山系では中腹以上で見られるが、エビヅルより数は少ない。
花期、果期  花期5〜6月  果期9〜10月
サンカクヅルの葉  2009/6/14
  芦屋市 六甲山(標高500m)
サンカクヅルの樹皮  2009/10/9
  神戸市北区 石楠花山南側(標高550m)
サンカクヅルの葉(表)  
 
サンカクヅルの葉(裏)   
  
サンカクヅルの花  2009/6/13
  芦屋市 六甲山(標高500m) 
サンカクヅルの花  2009/9/11
  芦屋市 六甲山(標高500m)
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