ノゲシ(野芥子)
属名 キク科ノゲシ属 学名 Sonchus oleraceus
別名 ハルノノゲシ
名の由来 葉がケシの葉に似ていることから、この名がつけられた
特性 2年草。 道ばたや空地、荒地などに生える。 草丈50〜100cm。 
茎は直立し、多数の稜がある。 中は中空で切ると白い汁が出る。
根出葉は長く伸び、羽状に深く切れ込む。茎につく葉は切れ込みが少なくなり、
不規則な鋸歯がある。 葉が秋から冬にかけて赤くなる。 葉柄が茎をだくようについている。
頭状花は黄色。総包は基部がふくれる。 花の直径約2cm。 舌状花が多数つく。
果実はそう果で反り返る。
類似種のオニノゲシは葉は硬く、鋸歯が鋭く、 触ると痛い。
類似種のアキノノゲシは秋に咲く。
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分布 北海道、本州、四国、九州    有史以前に中国から渡ってきた帰化植物?
六甲山系では山麓の至るところで見られる。
花期  4月〜7月
ノゲシ   2003/2/14
  神戸市北区 山田町中(標高180m)
ノゲシ  2003/12/23
  神戸市北区 八多町深谷(標高200m)
ノゲシの花 2002/12/23  
  神戸市北区 八多町(標高280m)
ノゲシの花  2003/3/30 
   神戸市北区 山田町小部(標高320m)
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